「還るのだな、あのたった一人の深淵へ……」
にならなくて本当に良かったよぉぉぉぉぉぉぉ!?

・アメリカ艦隊
予想通り「うわーもうだめだー」要員だった。しょうがないね。
彼女らが倒れた事により、太平洋沿岸のパワーバランスが相当変化したと思われるが、
物量自慢の米国艦隊を模した霧なのだからもしかするとあの程度では全然大した事がないのかもしれない。

・No.XXX 天蓋妖星マンゴウ・スフィア
解りづらいがコンゴウの艦体の底に鏡合わせにマヤが融合されており、
そこから外殻が取り巻いてその周囲にナガラが浮いている感じ。
超重力砲をコンゴウ+マヤにナガラの機関でブーストしてぶっ放す螺旋形超重力砲は一発ごとにナガラ一機が消し炭になって落下するぐらいヤバイ。
当然そんな状態ではコンゴウさん自壊まであと少し。
そこでイオナが取った行動は……。

・イオナという少女
1話の無表情な頃から、7・8話で表情が豊かになりだし、
10・11話で人・霧問わぬ死を理解し、最終決戦ではまさかの漢女と化すとは誰が予想できたのか。
特攻兵器“桜花”状態で射出されコンゴウデーススターへと突撃してコンゴウさんに直接説得を仕掛けに行く様は正にヒーロー。
6話でも解っていたがメンタルモデルの身体能力はとんでもない。

・コンゴウさん
とうとう精神的に引きこもった。ベジータだのなんだの言える精神状態じゃなかった。
茨のようになったメンタルモデルの文様で例のお茶会空間を閉鎖した中に転がるマヤのピアノが物悲しい。
外部内部からのイオナの接触を拒んでの大立ち回りはなんかもう凄い。
ところで一瞬コンゴウさんのユニオンコアが光った場所が腹の辺りでなんかエry

・イオナvsコンゴウ
艦対艦だったはずの最終決戦はまさかの生身での大立ち回り。
攻撃せずにコンゴウさんに手を伸ばすイオナと、七支刀っぽいのを次々と創りだして自身の船体が傷つくのも顧みず射撃したりぶん回したりするコンゴウさん。
……アレ、これって魔法少女とかそういう話だったっけ?

・そしてEDへ
無事振動弾頭は米国へ送り届けられた訳だが、アルペジオ世界的には全てはここから。
群像の望み通り対等の力をもって霧との交渉が始まるのか、それとも人の霧への恨みが振動弾頭と超重力砲の撃ち合いによる最終決戦をもたらすのかは二期でも始まらないとわからない。
とりあえずタカオが復活したのに、キリクマさんはあのまんまなんだなぁ……最終決戦でクママルチロックとか頑張ったのに。
タカオが群像に抱きついてそれを見たイオナがムッとしてヒュウガがイオナに抱きついてイオナが>△<顔になるのはほのぼのした。

そしてコンゴウさんは一人どこかの海を大きなグランドピアノと共に往くのでした……結局マヤの出番がなかったのは残念。
二期あるなら復活せんかな、マヤ。
コンゴウさんはイオナと友達になれたけど、一番友達になりたかったのはやはりマヤだと思うのよ……。


・総括
最後まで漫画版アルペジオの重要なファクターであるメンタルモデルの話に絞った、原作が未完故の独自展開ながらイイ原作改変をしたアニメでした。
無論漫画版だとメンタルモデルはアレだった400&402にマヤを含め、腹黒総旗艦ヤマトや毎朝釣りして飯を作って食べるアイドリングでも凄い海域制圧空母ズイカクに、皆のアイドルアシガラちゃんなど個性豊かな面子なので一概に漫画版と同じ結論にはならないんでしょうけどそれでも良かった!

戦闘シーンも熱かったし、今季でもかなり良作だと思いますのよ、えぇ。
駆け足なのは否定せんし、ラストバトルがドラゴンボールだから否定されてもしゃああないとは思いますが。

今なら有料になってしまいますがニコ動画でも見れますので見て損はないかと。
特に艦これユーザーは今コラボしてるので見るべし見るべし。

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