ゆうたそはあっさりと、Chickingは悩みながらも両者ともにノーマリガンとなったこのラウンド。
滑り出しは両者共に土地をセットしてエンドという静かなものだった。
だがそんな静寂もすぐに破られ、ゆうたその独楽が戦場に出た返しでChickingのHymnがゆうたその呪文貫きが迎撃、更なる返しでゆうたそはタルモゴイフを送り出す。
しかしそれさえもChickingの手札から放たれた思考囲いによる前方確認から、CTG相手では破壊される心配のLake of the Deadを送り出し、
無理やり5マナを捻出した上でキッカーされたマラキールの門番がタルモをあえなく墓地へと送り、更には残ったマナで放たれたHymnがゆうたその残りのハンドをもぎ取る。

独楽でライブラリトップを確認した後でゆうたそがターンを返した次のターンもChickingの追撃は止まらない。
Lakeで無理やり5マナを捻出して亜神を戦場に送り出し、門番と共に攻撃。
ゆうたそはそれに対して独楽によるドローからのヴェンディリオン三人衆で門番を仕留めると共に手札にいた闇の腹心をライブラリへと戻して勢いを削ぐ。
しかしゆうたそが飛行を持ち5/4速攻である亜神に対処するにはStPしかなく、ブレストと独楽で必死に掘り出した時には既にライフは7と恐血鬼の上陸の圏内に達していた。

しかしChickingも亜神をStPされた時点で既に息切れしかけており、そのターン中にLakeで更に土地を削りながら虚空の力線を張ってターンを終了するのみ。
ゆうたそが2枚目のヴェンディリオンで確認した際に、ボトムに何も送らなかったことからもそれは明らかだ。
だがここでゆうたそがHelm of obdienceの最新オラクルの詳細をジャッジに求める。
今回Chickingは墓地対策として虚空の力線を採用し、更に別の勝ち手段としてHelm of obdienceとのいわゆるヘルムヴォイドを採用していた。
予選で当たった際、ゆうたそはヴェンディリオンでそれを確認していたためだ。

今度はゆうたそが独楽を起動しながらヴェンディリオンがChickingを殴る展開が続くが、Chicikingはヒムからまたしても門番をキッカーでプレイしてそれを排除し逆に殴る形を作る。
門番が殴り、ゆうたそはこの状況では有効牌とは言い難いトーモッドの墓所を出すのみ。
ここに更に恐血鬼がプレイされるもゆうたそは独楽ドローも併用した2枚のStPでこれを排除し凌ぐ。
そして動けなくなったChickingを尻目についにゆうたそは精神を刻む者、ジェイスをプレイ。
後はChickingのライブラリトップを弾き続けて勝負が決まるかと思われた。

だがここでゆうたそはHelm of obdienceドローによるヘルムヴォイドによる即死を警戒したか、ジェイスの±0能力を起動する方向に移り、2回の起動でFow×2、クローサの掌握という手札を整える。
墓所もあり、普通であれば磐石の手札。これでゆうたその勝利が確実かと思われた次のターン。
Chickingはセラピーをプレイし、指定したのはこのマッチ中見かけなかったFoW。
ゆうたそとしては通さざるを得なかったために2枚のFoWが消える。
そしてChickingがとった次のアクションは……Lakeの起動!
それに大きく顔を歪めるゆうたそ、現れたのは無論復讐の亜神だった。
独楽を起動してライブラリを確認するも希望は無く、ゆうたそは投了を宣言した。

Chicking 2-0 ゆうたそ

こうして北海道レガシー選手権の優勝者が決まった。
おめでとうChicking!

コメント

Chicking
2010年12月21日1:37

ガバレッジお疲れ様です!嬉し恥ずかしですw

ぷろぱー
2010年12月21日21:58

>Chickingさん
ありがとうございます。羞恥プレイぐらいChickingさんなら大丈夫だ、問題ない。
試合スピードにメモ取りが追いつかなくてあわあわでしたw

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