北海道レガシー選手権決勝戦は亜神ブーーン!!を使用するChickingとCTGを使用するゆうたその対戦となった。
Chickingが使用する亜神ブーーン!!は青がタッチされて直観やバウンスが採用されたタイプ。
この11ヶ月間Chickingが使い続けて練りこみ続けてきたデッキであり、ここに残ったのは正に継続は力なりと言ったところだろうか。
一方でゆうたそが使用するCTGは1週間前のワールドにてネタ蒔き時が使ったものとほぼ同じ。
しかもゆうたそがトーナメントにおいてCTGを用いたのはこれが初めてであり、それでもここにいるのはゆうたそ自身のプレイングスキルの高さの証明に他ならない。
お互い予選でも当たっており、相手のデッキの事は知っている。
奇しくもデッキ使用期間においては対照的な組み合わせとなった決勝戦、先行はChickingから。

悩みながらもノーマリガンでキープしたChickingがこのマッチで最初に行ったアクションはセラピー。
独楽を指定するもゆうたそが公開したハンドは土地、StP2枚、ブレスト、相殺、タルモに炎渦というハンド。
独楽はなく、逆に見えた2枚のStPにChickingは苦い顔をする。
しかし土地を置いてターンを返したゆうたそに対してChickingは恐血鬼のセラピーのフラッシュバックで追撃。
ゆうたそがブレストでいじり直したハンドに対してChickingが指定したカードはStP。
公開されたハンドはフェッチ、相殺、StP、タルモ、タルモ。
StPを落とすことには成功したものの増えたタルモにChickingは驚きを隠せない。

返しのターンでゆうたそはフェッチを起動から相殺をプレイし、
キーカードである復讐の亜神と生き埋め/直観以外は1~2マナ域に集中したChickingのデッキにとってもう少しで詰みとなる状況を作る。
だがフェッチ起動によりライブラリトップが操作されてしまったのが痛そうだ。
次のターン、Chickingは更にセラピーをプレイ。
相殺は不発し、Chickingは迷わずタルモを指定、2枚のタルモが墓地に落ちる。
一気にクロックを落とされたゆうたそはそのままターンを終了。

そして迎えた7ターン目、Chickingは恐血鬼の上陸からセラピーをFB。
ゆうたそは相殺を誘発させずに通し、FoWが指定され、手札からFoWが落ちる。
カウンターがない事を確認したChickingは直観をプレイ、相殺が誘発するもめくれたのは土地。
手札墓地含め亜神を3体引っ張りこまれ、ゆうたそは苦い顔をしながらもターンを返すしかない。
次のターン、暗黒の儀式がヴェンディリオン三人衆がめくれた相殺をすり抜け、Chickingの戦場には3体の復讐の亜神が並び、ゆうたそは投了を宣言した。

Chicking 1-0 ゆうたそ

コメント

てつろー
2010年12月20日7:34

いい感じだ!!面白いよ!!

Chicking
2010年12月20日11:18

ガバレッジありがとうございます!
改めてセラピーの指定がまだ甘いんだなぁと思います…

hiro
2010年12月20日11:31

面白いです!続きが読みたいです!!

ぷろぱー
2010年12月20日14:31

>てつろーさん
>hiroさん
ありがとうございますー。
しかし今回のラウンドが9T、次のラウンドは30Tなのですごく煩雑になりそうです……;

>Chickingさん
そちらこそおめでとうございました。
2度目のセラピーはしょうがないんじゃないですかね。
最後のセラピーはあそこだとベストでしょうし。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索